こんにちは!
フェイスブックでは度々出現しているT-中です。今回は、新館で何やら怪しげな光景を目撃したのでご報告です。
新しい海洋館には「研究室」という部屋があるんですが、そこで館長と主任がコソコソと作業をしていました。
かなり怪しい~
そーっと覗いてみると、なんと!なんと!
新海洋館で展示する深海生物の標本を作成していました。(今回は関係者より譲って頂いた生き物で作成しました)
深海生物は飼育するのがとても難しく、搬入時や発見時にはほとんどが死んでしまっています。その為、貴重な資料として“
ホルマリン”という液体に漬けておくことで長期間の保存ができます。標本は展示するだけでなく、種類の同定(種類を調べる)の時などにも使います。標本作りはとても繊細な作業で生き物によっては体が柔らかく崩れてしまう可能性もあります。
が、しかし!
そこはベテランコンビが慣れた手つきであっという間に作っていました。なかなか経験できない作業でもあるため館長指導のもとT-中も少しだけお手伝いさせていただきました。
そして完成した標本がこちら↓
今回は「オニキンメ」という強面な深海魚です。なかなか納得のいく仕上がりだったようです。これからも新館オープンに向けていろいろな作業がありますのでまたリポートしていきたいと思います。
以上、T-中でした。