頭の斑点が特徴
シノノメサカタザメがいなくなって、寂しくなってしまった竜串湾大水槽ですが、私はお気に入りの魚がいます。それは、ホシゴンベです。
このホシゴンベは飼育員が釣ってきた個体です。旧館の時はタッチプールコーナーにあった小さい水槽に展示されていましたが、新館になって広い水槽に移されました。
いつもは、サンゴの上や間に留まっていますが、餌の時間には、水槽上部にまで上がってきます。ゴンベの仲間は、浮袋(浮力調節のための器官)がありません。なので、尾ビレを一生懸命振って上まで上がってきます。その姿を見ると、つい「頑張れ!」と言って応援してしまいます。こんな可愛いホシゴンベですが、大きくなると20cmにもなるそうです。
写真中央・擬岩の先端に留まり水槽内を見るホシゴンベ
来館した時には、ぜひ探してみて下さい。近くで見たいという方は、1階足摺の海コーナーの壁水槽にもいるので、そこもチェックしてみて下さい。 M・H