５月の最終水曜日は、世界カワウソの日です。

世界カワウソの日は、International Otter Survival Fund（国際カワウソ保護（生存）基金）がカワウソの啓蒙活動を行うために制定しました。

これに合わせてカワウソ関係各所で、生態や現在おかれている状況、保護活動などの紹介など様々なイベントを実施しています。

足摺海洋館では、少しではありますが展示水槽にパネルを貼り、カワウソについて紹介しています。

足摺海洋館にいるカワウソはユーラシアカワウソという種類です。

福島県の、ふくしま海洋科学館さんからやって来ました。オスの陸と海です。

三つ子の兄弟で、もう１頭、風くんがふくしま海洋科学館さんにいます。

お客様がよく、「大きい！」と驚いているのを聞きますが、皆さんが思い浮かべているカワウソはコツメカワウソという種類だと思います。ユーラシアはコツメの倍近くの大きさになります。

日本にもニホンカワウソが生息していましたが、2012年環境省により絶滅宣言がされました。ニホンカワウソは、ユーラシアカワウソの近縁種といわれていて、姿、形は、ほぼ同じです。一昔前には、この子たちのようなカワウソが普通にいたのです。

この機会にカワウソの現状について考えていただけたらと思います。　

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