数万匹に1匹
8月3日 徳島水産振興公害対策基金「栽培漁業センター」さんに、青いアユを寄贈していただきました。通常アユは、黒っぽい緑色をしているのですが、このアユは青白い体色をしています。
通常、アユの寿命は1年とされていますが、この青いアユは成長が遅いため4年も生きた事例もあるといいます。
どうして青くなってしまったかというと、ホルモンが関係しているそうです。
体を黒や黒緑色にする細胞を刺激する「メラニン細胞刺激ホルモン」。この刺激ホルモンを分泌する「脳下垂体中葉」が未発達ため、ホルモンが分泌されず、青くなってしまうのだとか。
魚類や両生類は、この「脳下垂体中葉」が発達しています。繁殖期や興奮した時など体の色が変わります。残念?な事に人間は、ほとんど退化してしまっています。
過去の色が違う生き物たち
色違いのアマガエル2020/8/24 サワガニってどんな色?2021/4/10
一言で色が違うといっても様々な理由があるのだなと感心しました。 M・H