新人飼育員奮闘記♯8
皆様こんにちは、寒いのは苦手な新人Fです!
11月になり、土佐清水でも本格的に寒さが染みるようになりました、かといって潜水作業をしないわけにもいかず…今日も元気に竜串湾大水槽でエサやりタイムです!
さて、この竜串湾大水槽、かつてはシノノメサカタザメというエイが泳いでいました。しかし昨年の12月に死んでからは、全長1.6メートル、体重13㎏の巨大なニセゴイシウツボがセンターを張っています。
ということで、ここはひとつ、ニセゴイシウツボの水中での食事風景をご紹介しようと、人生初めて水中で写真を撮ってみることにしました!(上の写真はTK本さん撮影です。)
気合を入れて潜水、まずは通常のエサやり風景です。
…ピントは合わず、被写体も定まらず。チャンスをうかがってもう一度!
…これは腕がなさすぎると判断し、動きがゆっくりのフグたちを狙うことにしました。
オキアミをたべるモヨウフグです。ピントは及第点といったところでしょうか…
さて、竜串湾大水槽にはほかのフグもいます、さてどの子を撮ろうかとエサとカメラの準備をしていると…バチン!強烈な衝撃が右耳に…!半泣きになりながら横を向くと一匹のフグが…
犯人はこのイシガキフグでした…エサと間違えたのか右耳に嚙みついたようです。
痛さに悶えながらもとりあえず給餌をすることに。
なんというこのしてやったり顔…この痛みで完全にウツボの食事風景の撮影という目的は水中に消えていきました。
新人F、写真撮影の腕の向上も含め、まだまだ奮闘中です。