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おしらせ・飼育日記
新人飼育員奮闘記#9

皆様こんにちは、世間ではコロナが猛威を振るい、観光関係の我々水族館側にも深刻な影響が出ておりますが、お加減はいかがでしょうか?

新人Fも精一杯感染予防に努めながら、今日も今日とて竜串湾大水槽へお給仕に向かっておりました。そんな矢先、ふと悪魔のささやきが…

「お客さんは全くいない、潜水は自分ひとり…『新人飼育員奮闘記(当ブログ)での竜串湾大水槽内の紹介のため』と銘打って水中お散歩しようぜ!」

…と、いうわけで今回は、皆様が普段観ることができない水槽の中からの景色をご紹介です!

まずはやはり、大水槽の現主役・ニセゴイシウツボです。

最近は貫禄が出てきたうえに、昼間でも遊泳するといったファンサービスも覚えました(笑)

シコロサンゴの隙間からこちらを見上げる様子は、まさに大水槽の主!

 

お次は因縁のあいつ、そうイシガキフグです。耳を噛まれた恨み、忘れた日はないぞ…!

このフグはいつも水面を泳いでいるので、水槽正面より、大水槽の上側(2F)から探したほうが見つかりやすいかもしれません。

次は私の最近のお気に入りの魚、アカネキントキちゃん!

くりくりお目目が可愛い、真っ赤な魚です。大水槽には現在4個体泳いでいます、水槽の下のほうを探してみてくださいね。

水槽の底に沈んでふと上を見上げると、普段何気なく見ていた魚たちが優雅に泳いでいます。

大きなツバメウオや、私を見下ろすハナミノカサゴ…

サンゴの陰で休むクロホシイシモチのペアやフグたち(上がモヨウフグ、下がサザナミフグ)…

エサやりの時とは違う姿に、しばし時を忘れ一人のダイバーに戻っていました。(尚勤務時間内の模様)

最後に水槽内に職員がいる時、お客様が間近でダイバーを見られる(かもしれない)場所を水中から紹介して今回は終わりにしましょう。今回大水槽正面は割愛します。

まずはこちら、黒潮の恵み水槽の向かいにある大水槽丸窓です。

円形のため少し酔ってしまう人もいるかもしれません…

 

次はこちら、2F甲殻類水槽の前にあるアクリル面です。

ダイバーの潜るタイミングと重なれば、入水と潜水の様子がよく見えます。

ちなみにダイバー視点はこうです。

また、タッチプール(現在は感染症拡大防止のためタッチは休止しております)付近のアクリル面でもダイバーを観察することができます。

竜串湾大水槽側からのダイバー視点で見たタッチプールはこんな感じ。

水槽内での優雅な時間、水族館飼育員の特権ですね、飼育員の視点を皆様に少しだけお裾分けでした!

…え、写真のクオリティ?ハハッ(´_ゝ`)