「海藻おし葉を作ろう」
三崎小学校4年生の子供たちと「海藻おし葉作り」をしました。
最初に、海藻について少しだけ話をしました。実際に、おし葉標本を見ながら、海藻と海草の違いや、海藻には緑藻・褐藻・紅藻があり、色彩や形が様々なものがあることを知ってもらい、また、馴染み深いワカメは褐藻の仲間で、本来は褐色をしていますが、食べる時は何故、緑色をしているのかということを、実際に熱湯につけて、色が変わる様子を実験で見てもらいました。一瞬で、色が変わる様子を見た子供たちからは歓声が上がりました。
・色や形が様々なおし葉標本 |
標本づくりでは、あらかじめ集めておいた海藻を使って、ケント紙に思い思いの作品を作ってもらいました。繊細な海藻をきれいに広げるのに苦労しつつ、色とりどりの海藻おし葉が出来上がりました。
海藻をケント紙に並べた後は、晒し木綿を上にかぶせ、新聞紙をはさみ、上から重しをのせて、時々新聞を交換しながら完全に乾燥させると完成です。
・海藻おし葉作り | ・完成した海藻おし葉 |
海藻おし葉は、何年もそのままの姿で残すことが出来るので、何年か後に自分の作った海藻おし葉を眺めながら、今回のSATOUMIで学んだ事を、少しでも思い出してくれればうれしいです。(N.K)