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おしらせ・飼育日記
ポイントは漁港のロープ

皆さんこんにちは!TK橋です。
急に気温が下がり、体調の変化に気を付けなくてはいけない季節になりましたね。

私たち飼育員の仕事の一つに『展示生物の収集』があります。時に海に潜ったり、磯に降りて採集したり、大敷網(定置網漁)に乗せていただいたり、様々な方法で水族館に展示するための生き物を集めています。中でも、網とバケツで気軽にできる採集が漁港での岸壁採集です。

岸壁採集でよく見るポイントが、船を係留するロープです。漂流物に寄り添って流れ着いた魚たちが、ロープのまわりを漂っていたり、使い古されたロープだと、貝や海藻などの付着生物たちが付き、生き物たちの隠れ家になったり、食べ物になったりもします。
生き物たちにとってロープは、近くにあると安心するもので、採集の際には、良いポイントになっています。
よく見られるのは、ナンヨウツバメウオの幼魚やニジギンポ、ヨウジウオの仲間などがロープに寄り添って生活しています。

↑ナンヨウツバメウオの幼魚


↑ロープにつかまるクロウミウマ


↑ロープに寄り添うカワヨウジ

館内の竜串湾大水槽を抜けると足摺の海エリアがあり、入ってすぐの水槽で展示しているナンヨウツバメウオなどの魚たちも、飼育員が採集してきた子なんですよ!

楽しい岸壁採集ですが、ルールやマナーを守って、安全に行わなくてはなりません。
漁港は"漁師さんたちの仕事場"であり、作業の邪魔にならないようにするのはもちろんこと、侵入禁止の場所へは入らない、採集してはいけない生き物(貝類やイセエビなど)を採らないよう行うことが大切です。

これからの季節、漁港では様々な生き物たちとの出会いが待っています。皆さんも岸壁採集に行ってみてはいかがでしょうか?