こんにちは。今回は「特定動物」についてご紹介です。
特定動物と聞いてイメージは湧くでしょうか?特定動物とは「人の身体及び財産などに危害を与える恐れのある動物(交雑種も含む)」のことを指します。一例としてキリン、ライオン、チンパンジー、コブラ、ワニなど大型の動物、鋭い牙や爪、猛毒を持つ動物たちが指定されています。
これらは各都道府県の知事の許可がないと飼育することができません。簡単な飼育設備だと万が一逃げ出した際に大変です。
動物園や水族館で当たりまえに見ることのできるこれらの動物は、厳重な施錠やマイクロチップの挿入などと常日頃からスタッフさんの丁寧な管理で飼育されています。
(よく間違われますが「特定外来生物」はまた別モノです!それはブラックバスとかね。そっちについてはまた今度。)
当館にも先日、SATOUMI周辺でよく見ることのできる特定動物に指定される生き物が新たに仲間入りしました。
ここ最近アップデートを行っている足摺の原生林エリアにて「ニホンマムシ」の展示が始まっています。

※当館では特別な許可を得て飼養管理しています。愛玩目的で一般の方が飼うことはできません。
ニホンマムシは北海道、本州、四国、九州などの平原から山地で幅広く生息しています。田んぼや耕地、竹やぶ、河川域でよく見られるほか、夜行性のため夜の道路でも見ることができます。
水辺に集まったカエル、両生類、時には小型の哺乳類、鳥類などを食べて生活します。
日本に生息する毒のある蛇としても有名で、恐れられることもあるかもしれませんが、意外にもその性格は臆病で、ニホンマムシの方から襲い掛かってくることはほとんどないと言われています。咬傷の事例として多いのは、マムシに気づかず踏んでしまったり、草むらに手を入れた際に驚いて噛みつくことが多いです。
一定の距離を保てば、まったく恐ろしいヘビではございません。野生下で見かけても遠くから観察してそっとしておきましょう。
カッコいいヘビを是非見にきてね~! 飼育員ATO
(ちなみに、サメやクラゲにも危険なイメージがあるかもしれませんが、水中でしか生活することのできない生き物は特定動物には指定されません。)